
こんにちは、千葉ワイナリーです。今回は自社ワインについてご紹介いたします!
その名も”TOMIO WINE FESTIVAL 2025″
収穫や新酒の完成を祝うイベントとして、昨年11月22日に開催されたTOMIO WINE FESTIVALに合わせて作ったこのワイン。
長野県塩尻市産のメルローを使用し、フレッシュでイチゴのような甘やかな香りと、すっきりと飲み心地の良い後味を追求したロゼワインに仕上げました。
実はこのワイン、本来作ろうと思っていたワインとは程遠いワインなんです。
長野県塩尻市と言えば世界的にも有名なメルローの産地で、そのメルローを使えば美味しい赤ワインが出来るはず、そう思って葡萄を引き取りに行ったのですが、現地に訪問してみると想像とは異なる葡萄の状態でした。
ここ数年の猛暑や気候変動で塩尻市も病害や生理障害などで葡萄の栽培が難しくなっているらしく、今回千葉ワイナリーで購入した葡萄は熟してはいるものの果皮の色が薄く赤ワインには難しい成熟具合。
いわゆる色が来ないという現象でした。
とはいえ、病害もなく、食味も非常に美味しい葡萄です。
栽培する農家さんにとって「品質は良いけど色が無く売りづらい」という葡萄を、今回は引き受けることにしました。
長野からの帰り道中、いろいろと思案をめぐらし、このブドウのポテンシャルを最大限に活かすために赤に近いロゼワインを作ろうと思いついたのです。
通常ロゼワインは白ワイン同様に葡萄をプレス(果汁を絞ること)してから作られますが、今回は赤ワインを作るように葡萄の徐梗破砕(軸を外して身にした後に軽くつぶすこと)をしたあとに、1週間低温で醸し(皮や種と果汁をしばらく置くこと)ました。
ゆっくりと色素と香気成分を果汁に抽出してからプレスして、そこからさらに低温で約3週間かけて発酵。
低温で発酵させるメリットはフレッシュで華やかなフルーツ香が多く残ること。
丁寧に時間をかけてしまったために、瓶詰も新酒イベントの数日前になってしまうほど、かなりギリギリで仕上がったワインだったのですが、イベント当日も多くのお客様に美味しいと言っていただけて、結果満足のいくワインに仕上がりました。
私たちのワイナリーはまだ自社の葡萄が収穫できません。
県外などから購入してきた葡萄でワインづくりをせざるを得ない状況ではありますが、その県外の葡萄も栽培する農家さんたちの思いがつまったもの。
それを無駄にせず、大事に美味しいワインを作るのもワイナリーの役目と感じていますので、ぜひ千葉ワイナリーがつくる自社葡萄以外のワインにも注目していただけると嬉しいです。
これからリリースする他のアイテムも、そんなストーリーが沢山詰め込まれたワインばかりですので、今後のリリースにご期待ください。
ちなみに、この記事が皆様の手元に届くころには、今回ご紹介したロゼワインは完売しているかもしれません。
もし、店頭で見かけたらぜひ手に取ってGETしてみてくださいね!

千葉ワイナリー
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