
トミオグループでは千葉県香取市佐原に初のナーシングホームを建設中です。開設予定は2025年11月。
現在は建築工事と同時に、看護師や介護スタッフの採用も積極的に進めています。
ナーシングホームとは、介護施設に看護師が24時間常駐する「医療特化型の住宅型老人ホーム」です。
今、高齢者がいらっしゃる多くのご家族は「病院を退院しても、家で看られない」「医療的ケアが必要だけど、受け入れてくれる施設がない」という悩みを抱えています。
こうした“すきま”のある現実に、私たちは正面から向き合いたいと考えました。
実はこれまで、高齢者施設はグループ会社トミオケアが担ってきましたが、行政の制度変更や競合の増加もあり、新たな展開が難しい状況でした。
しかし、医療ニーズの高い人々を支えるナーシングホームはまだまだ需要があり、地域からの期待も高まっています。だからこそ、今回はトミオ本体が直轄で取り組みます。
介護の延長ではなく、暮らしと医療の“あいだ”にある本質的なニーズに応える施設として、地域に必要とされる存在を目指します。
また、この事業は社会的意義だけでなく、収益性の面でも安定性があり、スタッフの待遇改善にもつながります。「福祉はボランティアじゃない」――そう胸を張って言える事業にしたい。
良い人材が集まり、誇りを持って働ける環境づくりが、より良いサービスにつながると信じています。
「佐原のまちに、新たな安心の居場所をつくる」
これは、地域に根ざす私たちトミオがやるべき使命の一つです。
今後も多施設展開を視野に、チャレンジを続けていきます。

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